惑星ぜんぶ見ようよ☆

惑星観察のヒント

惑星を観察するための機材

水星、金星、火星、木星、土星は明るいので、位置さえわかっていれば肉眼でも観察できますが、天王星は肉眼でかろうじて見える明るさ、海王星は肉眼では見ることができません。天王星、海王星を観察するには双眼鏡やフィールドスコープ(スポッティングスコープ)、天体望遠鏡といった機材が必要になってきます。またこれらの機材を使うと、表面の模様の様子が見えてくるなど、肉眼とは違った見え方を楽しむことができます。

双眼鏡

双眼鏡画像

両目で対象を大きく、しかも正立像(像の姿勢が肉眼で見た時と同じ場合を言います)で見ることができるのが「双眼鏡」です。双眼鏡にはいろいろな種類がありますが、一般的に天体を観察するのに適しているのは、口径4cm以上、倍率7〜12倍の双眼鏡になります。水星を探すだけならもう少し小型の双眼鏡でも大丈夫ですが、天王星、海王星を探す場合は、口径4cm以上の双眼鏡が必要になります。

倍率が12倍以上の大きな双眼鏡は、手持ちで使うと手ぶれを起こしてしまいます。専用のアダプターを使って双眼鏡と三脚に固定して手ぶれを防ぐと、観察しやすくなります。

フィールドスコープ

フィールドスコープ画像

双眼鏡よりも高い倍率が得られるのが「フィールドスコープ(スポッティングスコープ)」です。こちらも惑星を探し出すおすすめの機材です。

フィールドスコープは、天体望遠鏡と違って目で見たままの正立像で見えることや、双眼鏡と違ってアイピース(接眼レンズ)を取り換えて倍率を変えられるのが大きなメリットです。30倍程度以上の倍率ならば、木星の縞模様や金星が満ち欠けしている様子が確認でき、また土星の環の存在もしっかりわかります。フィールドスコープで天王星や海王星を探し出すときは、正立像ですので星図と見比べながら探す場合便利でしょう。

フィールドスコープ画像

惑星は口径5〜8cmの小さな望遠鏡(右上)でも観察可能。惑星の表面の様子も観察できて楽しめます。

見たい天体を自動で望遠鏡に導入できる望遠鏡(左下)なら、天王星や海王星のような暗い惑星も簡単に観察することができます。

天体望遠鏡

天体望遠鏡があれば、惑星の様子を詳しく観察することができます。倍率が100倍程度あれば、木星の表面の縞模様や土星の環の様子など、ある程度詳しく見ることができます。また、金星や水星が月のように満ち欠けしている様子もわかるでしょう。火星は地球に2年2か月ごとに接近しますが、次の2007年12月19日の接近は2003年8月の大接近に比べると小規模です。表面の模様がかすかに見える程度でしょう。地球からかなり離れている天王星や海王星は、天体望遠鏡では青みがかった円盤状に見え、普通の星(恒星)とは明らかに違うことがわかります。まずは星図を見ながら双眼鏡で探して、天体望遠鏡で詳しく観察すると効果的かもしれません。

また、最近ではコンピュータを内蔵した自動導入タイプの天体望遠鏡も発売されています。こうした望遠鏡を使うと、天王星や海王星のような暗い惑星の確認はもちろん、設定さえしておけば昼間の金星や水星を見ることもできます。

なお、天体望遠鏡はもちろん、双眼鏡やフィールドスコープでも太陽を見るのは危険です。最悪の場合、失明する可能性もありますので、絶対に太陽を見ないようにしてください

※双眼鏡・フィールドスコープ・天体望遠鏡についての詳細は、協賛一覧ページの特別協賛・協賛各社のサイトをご覧ください。

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