惑星ぜんぶ見ようよ☆

金星

太陽と月の次に明るく、簡単に観察できる

金星の動き(夕方)

2007年6月から2008年5月までに夕方の西の空に見える金星と水星の位置。金星は2007年6〜7月の「宵の明星」のときがずばり観察のチャンス(画像クリックで拡大

金星の動き(明け方)

2007年6月から2008年5月までに明け方の東の空に見える金星と水星の位置。6〜7月に金星を見逃した人は9月から2008年1月の「明けの明星」を狙おう(画像クリックで拡大

「宵の明星」「明けの明星」と呼ばれるように、金星が宵の西の空にあるときは、日没後どの星よりも先に一番星として輝き始め、明け方の東の空にあるときは、日の出前最後まで輝きつづけます。それどころか、一番明るいころの金星は、視力がよい人なら白昼でも肉眼で見えると言われるほどです。

逆に、地球の内側を回っている金星は真夜中に見ることができません。太陽の東側に離れている時期(日が沈んでから西の空に見えます)、太陽と地球の間に入り込む時期(太陽と同じ方向にあるので見えません)、太陽の西側に離れている時期(日が昇る前に東の空に見えます)、太陽の向こう側を通る時期(太陽と同じ方向にあるので見えません)を約600日周期で繰り返します。

2007年6〜7月、夕方の一番星として見ごろ

キャンペーン開始直後の2007年6月、金星は宵の明星として見ごろを迎えています。2007年7月上旬までが、一番見やすいころでしょう。学校や会社の帰りに、西の空を眺めてみてください。遅い時間になってしまっても、午後9時ごろまでなら大丈夫です。

7月の下旬になると、金星は急激に太陽の方に近づき、まさに「夏休み」に入ってしまいます。そして9月の中旬ごろから2008年1月ごろまでは、今度は明けの明星として夜明け前に東の空で輝くので、早起きして観察してもいいでしょう。

2008年2月からは再び、太陽に近すぎて見づらい時期に入ってしまいます。